ババ・ワトソンの3番アイアンは、通常21度なのに20度で使っていた

ババ・ワトソンの3番アイアンは、通常21度なのに20度で使っていた


PGAのEquipment(道具)というカテゴリーに面白い記事があったので紹介する。マスターズ王者であるババ・ワトソンはロングヒッターとしても知られている有名な選手だ。ところが、ゴルフクラブについては10年間PINGのS59というアイアンを使っていた。昨シーズンのBMWチャンピオンシップからS55というモデルに変えている。S59アイアンで高いボールも低いボールも打ち分けていた。普通の選手は新しいモデルが出ると、数年で変える。でも、彼は2004年からずっと変えなかった。

昨年の秋に新しいモデルにして、6ヶ月後のノーザントラストオープンで勝利した。「10年ぶりにアイアンを変えた。悪いショットが、S55によって良くなった」と彼は語った。

しかし、PINGのツアーエンジニアであるクリスティーナ・ペナは、「3番アイアンだけはしっかりとカットされておらず、少し平らになっていた。」と言う。
「21度のロフトを20度にするのは簡単なので、やりましょう。ところが、ワトソンは感覚がおかしくなるのでそのままでいいよ。」と答えた。

ロフトとライをなおすのは簡単なのだけど、ワトソンが拒否したので我々は違う方法を考えた。それは、5グラムのタングステンのおもりをトウよりのソールにつけることだった。

タングステンは普通クラブの中央に使われることが多い。でも、ワトソンの場合はトウローテーションをゆっくりにして、フェイスを長く開いた状態におくために使っている。それは、3番アイアンでカットショットを打つためだ。

ワトソンは、火曜日にそのクラブを受け取りThe Greenbrier Classicで使いはじめるという。ペナ氏によると、我々がアイアンにタングステンをつけるというリコールをされたのは初めてだという。さらに、「タングステンをパターのヘッドではなくて、アイアンのヘッドに使うのも初めてだ。普通はパターのヘッドに使うものだからだ。」という。



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