ボーン・アルティメイタム

マット・デイモン主演のジェイソン・ボーンシリーズの最終章「ボーン・アルティメイタム」を見た。

テンポのいい物語と動きを先読みするようなカメラワークがすばらしく、アクション映画の傑作になった。わては、自信を持ってお勧めする。

それにしても、マット・デイモンの身体の切れはすごい。物語の途中で合流する女性CIAエージェントを、最後までいっしょにしなかったのも正解だったと思う。硬派で、骨太の映画だ。ゴロゴロ。

2007年12月8日 23時10分
ジェイソン・ボーンシリーズの三作目にして、最終章となるのがこの作品だ。マット・デイモンの鋭い目つきのエージェントぶりが様になって、これで終わるのが寂しいくらいだ。ロバート・ラドラム原作の同名小説も、三部作で終わっているので映画もこれで終わるのだと思う。だんだんと出来がよくなるシリーズは非常に珍しいので、知らない人は是非1作目の「ボーン・アイデンティティー」から順番に見て欲しい。ポール・グリーングラス監督は、すばらしいキャリアを積み重ねた。全く無駄なシーンがなく、アクション映画の傑作になった。

格闘とガンアクションやカーアクションは、ハリウッド映画の得意とするところだ。それに加えて、頭脳戦でもすばらしい切れを見せるのがこの映画なのだ。手持ちカメラを使って、ボーン(マット・デイモン)の体の動きを予見するように観客の視線を誘導する。だから、見ていて疲れないのだ。相手が監視カメラや最新の盗聴方法を使ってくるので、ボーンは望遠鏡や電話のトリックを使って出し抜く。最後まで飽きさせない力量は、すばらしい。

トレッドストーン計画というCIAの策略を暴いて、なんとか逃げ切ったジェイソン・ボーンは当局に察知されないように移動しながら生活していた。そんな時、イギリスの新聞にトレッドストーン計画を修正した「ブラックライアー」というプロジェクトが掲載される。サイモン・ロス(パディ・コンシダイン)という記者が、内部協力者を得て物にした特ダネだった。CIAのその計画の責任者ノア・ヴォーゼン(デヴィッド・ストラザーン)は、ロンドン支局にロスを尾行するように指示する。

そして、ボーンも新聞記者ロスに密かに接触する。ところが、強引な手法をとるヴォーゼンが、証拠隠滅を図ろうとする。CIA本部は、ヴォーゼンの暴走を防ぐためにパメラ・ランディ(ジョーン・アレン)も追跡チームに加える。ジェイソン・ボーンは、時にはビルの屋上から屋上に飛び移りながら逃げる。また、モロッコのタンジールでは、オフロードバイクで路地や階段を走る。最後には、ニューヨークに戻ってきて壮絶なカーアクションを繰り広げる。

一番痛快なシーンは、予告編でも使われているCIA本部内から外にいる追跡者に電話をする場面だ。どうしてそれが可能になったのか、わてはよく覚えていない。そんな痛快なシーンが次から次に見られるのだから、もう一度見たくなる。多分この映画は、テレビ放送される時期になると視聴率を確実に稼げる番組になると思う。わては映画館から出たとき、ジェイソン・ボーンに成りきっていた。



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