チェイスー国税査察官最終回、カリブの黒い薔薇

NHK総合テレビで、「チェイスー国税査察官:第6回カリブの黒い薔薇」を見た。村雲(ARATA)と歌織(麻生久美子)がカリブへ逃げてから、1年が経過していた。部下の窪田(田中圭)が、多摩川税務署にいる春馬(江口洋介)を訪ねてくる。檜山の隠し口座を見つけたのだ。でも、春馬は村雲が尻尾を出すのを待っていた。

カリブでは、村雲が自分の子供光を仕事の場に出して利用していた。光の母歌織(麻生久美子)は、相変わらず満たされない村雲の心情を心配する。歌織は村雲がやったことは、復讐でもなんでもないと責め立てる。

ヴァージン諸島の銀行から檜山基一(斉藤正)の日本の銀行へ5000億円が送金される。歌織が、村雲に無断で送金したのだ。春馬は、国税に戻されて株式会社ライトキャストの法人税法違反の容疑で捜査に乗り出す。歌織が、息子光を連れて日本へ帰ってしまう。

歌織が子供を連れて檜山の家に入った瞬間、国税の一団が檜山の自宅にがさ入れする。そして、檜山は連行されてしまう。歌織は、春馬に村雲との出会いから説明し始めて彼を救って欲しいと頼む。ヴァージン諸島の村雲の住居を教えてもらった春馬は、単身カリブで渡る。

その頃、日本では檜山の口座に入った5000億円が消えていた。カリブの村雲の家に行った春馬は、村雲の母が生きていたのを村雲自身が知っていたことを知らされる。村雲が子供のとき誘拐されたのは、結果的に母親の仕組んだ壮大な茶番だったことがわかる。

村雲は、子供のとき母が自分の手を人を使って切り落としたことを大人になってはじめて知った。村雲は、春馬を置き去りにして自宅に火をつけて車で逃げる。村雲は、母親に見捨てられたのだ。車で自損事故を起こした村雲を春馬は、救い出し日本に帰る。

たぶん関西空港に到着した二人は、レンタカーを借りて白浜に向かう。村雲は空港のトレイで、何者かに刺される。もはや体が動かない村雲は、春馬に母との面会を頼む。でも、赤いバラの花の手入れをしている母は知らないと言う。車に戻った春馬は、村雲が車の傍のベンチで死んでいるのを見つける。

村雲を空港のトイレで刺したのは、檜山基一だった。檜山は空港で警官に見つけられる。そして、春馬は村雲の残した木彫りのバラからスイスにある銀行口座の番号と名義人を知る。春馬は復讐のためではなく、ほんとうに村雲を助けようとしたのだろう。名義人が死亡した段階で、銀行の金は出すことができない。スイスにある銀行は、そういう仕組みなのだ。いやー、ハードなドラマだった。期待通りの展開だった。

6月2、3日のNHKでは連続で全6回を深夜再放送する。見逃した方は、録画して見てね。ゴロゴロ。



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