フェロシアン化鉄で放射性汚染水のセシウム除去、有冨教授

東京工業大学の原子炉工学研究所のエネルギー工学部門の有冨正憲教授のチームが、大日精化の青色顔料「紺青」の主成分「フェロシアン化鉄」にセシウムを吸着する働きがあると発表した。

汚染水に同顔料を混ぜて、遠心分離した後フィルターでセシウムをこし取るという方法だ。

毎日新聞JP、東工大チームセシウム浄化技術開発参照。ゴロゴロ。

wikipedia:紺青(こんじょう)をしっかりと読んでみたら、1704年にベルリンで偶然発見され1726年にイギリスのジョン・ウッドワードが草木の灰と牛の血液からできると発表して世界中に広まる。

放射性セシウムの吸着剤として広く知られており、チェルノブイリ事故のときに人間だけでなく家畜の治療にも使われた。飼料として乳牛に使うと、牛乳に含まれるセシウムを減らすことができる。肉牛の飼料に混ぜても牛肉内のセシウムを減少できる。酸化還元反応によるイオン交換作用を利用しているので、汚染された土壌に使っても応用できるようだ。



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