ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

マーベル・コミックを原作した宇宙を舞台にして活躍するヒーローを描いた作品だ。主人公が持ち歩く初代ウォークマンから流れる曲をリアルタイムで聞いていた自分にとっては、心が踊る内容だった。70年代から80年代にも流行ったアメリカンポップスは、今どきの音楽と比べると古いかもしれない。でも、その音楽が地球にいた頃の亡き母の思い出となると雰囲気が変わる。地球から離れていても、地面に足をつけて歩いていた思いを忘れない心意気がいい。物語全体にその精神が反映されているのが秀逸だ。

幼いときに危篤状態の母からカセットテープのウォークマンに入ったヒット曲を受け取ったピーター(クリス・プラット)は、大人になって宇宙をまたにかけて活躍するとレジャーハンターになっていた。自分のことを”スター・ロード”と名乗り、怖いもの知らずだ。ある星の繁華街でトラブルにあい、偶然「オーブ」という丸い物体を手に入れる。そこでいざこざを起こしてしまい、女性の暗殺者ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)らと警察に捕まってしまう。

刑務所に送られたら、そこには怪力のドラックス(デイヴ・バウティスタ)や凶暴なアライグマのロケット(ブラッドリー・クーパー:声)や木のヒューマノイド・グルート(声:ヴィン・ディーゼル)がいた。最初はケンカになるけど、すぐに仲間になる。「オーブ」をお金にしようとするけど、いつもの古物屋は取り扱いを拒否する。そして、銀河の支配を目論む闇の勢力が襲撃してくる。

そんなやつらにお宝を渡すわけにはいかないので、銀河の秩序を守るサンダー星のノバ軍の指揮官(グレン・クローズ)のところに向かう。そして、ノバ軍の援軍をもらいながら、闇の勢力に対抗するという物語だ。「スター・ウォーズ」のような哲学的な内容ではなくて、冒険活劇のような雰囲気の物語なのだ。

流れる音楽は懐メロなのだけど、繰り広げられる宇宙の活劇は最近の映像技術を使っている。「アイ・アム・グルート」としかしゃべらない木のグルートの能力が植物の力を元にしているので、心を癒してくれる。燃えてしまっても少しの組織が残っていれば、また芽を出すという仕組みが面白い。ディズニーが製作に関わっているので、子供から大人まで楽しめる。

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