サボダージュ

アーノルド・シュワルツェネッガー主演、デヴィッド・エアー監督・脚本で製作されたアクション・ミステリーだ。麻薬取締局の現場の突撃部隊のメンバーが一人一人殺害される猟奇的事件に巻き込まれて疑心暗鬼に陥る。真相がわからない中で地元警察の女性刑事に協力するリーダーの心の闇が深すぎてびっくりした。こんなハードな展開になるとは思ってもみなかったので、エンディングにかけてびっくりした。シュワちゃんのイメージを変えるのに成功したと思う。

以前のシュワちゃんの役柄は、単純明快なヒーローが多かった。この映画で新しい分野でも大丈夫だというのが証明されたと思う。オールスター出演のお祭り映画よりも、こういう特殊効果に頼らないリアルなアクションのほうが見応えがある。特に市街地での車を使っての銃撃戦は、迫力満点だった。麻薬取締局(DEA)の現場の突撃部隊のリーダー、ジョン・ウォートン(シュワちゃん)は破壊者(ブリーチャー)と呼ばれる、伝説の捜査官だ。彼の率いるチームは、命知らずの猛者ばかりが揃っており麻薬組織にも恐れられる存在だ。

潜入捜査をしているリジー(ミレイユ・イーノス)の手引で、彼らは麻薬組織のアジトの屋敷に突入する。何年潜入していたのかわからないけど、ボスの女として信用されているから大したもんだ。手慣れた動作でアジトに突入して、麻薬組織の資金2億ドルから1千万ドルをトイレの穴に隠してネコババする抜け目のないことまでやってしまう。でも、回収をしようと下水から入ってみると何者かに持ち去られたあとだった。上司にも麻薬組織にもそれがバレてしまい、ジョンは事務職にされて尾行もされる。

半年後に謹慎処分が解けて、チームの復帰が許される。最初の復帰仕事も無事にやり遂げるけど、なぜか調子がおかしい。復帰祝いで飲み会をやったあとに、キャンピングカーで暮らしていた部下が列車と衝突して死ぬ。地元警察の女性刑事キャロライン(オリヴィア・ウィリアムズ)は事故にしてはおかしいと思うけど、上司たちは疑問に思わない。すると、元海兵隊の部下が赤子の手をひねるように殺される。2人3人と犠牲者が出ると、ジョンとキャロラインは協力して捜査を始める。警察がDEAに捜査資料を提供を依頼しようとしても、全然相手にされない。

麻薬組織の暗殺部隊も密かに始末されたことがわかり、内部の者の犯行説が出てくる。わては警察の特殊部隊が怪しいと思ったけど、まさかあの人が家族をメキシコの麻薬組織ガルザに殺された復讐でやっているとは驚いた。その動機がまたひどいものだ。組織のボスを逮捕して連行したら、メキシコ警察の一人に口封じで殺される。そのことを根に持った組織がジョンの妻と一人息子を殺害して、その様子の動画を送り付けてくる。そんなことをされたら、普通は仕事をやめるだろう。葉巻を吸う格好が格好いいけど、それは死を覚悟してのことなのだ。

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