タイタンの逆襲 2D字幕版

時間の都合で2D字幕版を見た。2010年に公開された「タイタンの戦い」の10年後を描いた続編だ。レイ・ハリー・ハウゼンの「タイタンの戦い」でペルセウスとアンドロメダが結ばれるという結末の間に、タイタンの王クロノスが立ちはだかるという内容を付け足した感じになった。つい最近の太陽の研究で磁極がアンバランスになっている報告があったけど、地球内部のマントルの動きが人類の存亡に関わる例えみたいだと思った。タイタンの王クロノスというのは、火山から出てきたマグマが悪さをしているように見えた。これを3Dで見れば、迫力満点だろう。

クロノスの牢獄を設計したヘパイストス(ビル・ナイ)は、神々の武器の作り手だ。さながら、地球の陸地の配置役みたいな役どころだ。クロノスは、ゼウス(リーアム・ニーソン)やハデス(レイフ・ファインズ)の父親にあたる。ゼウスの子供が、ペルセウス(サム・ワーシントン)である。ペルセウスの子は、へレイオス(ジョン・ベル)だ。クロノスが地球内部にあるマグマで、その子供がゼウスやハデスやポセイドン(ダニー・ヒューストン)ということになる。

キメラ(山羊の身体に山羊の頭とライオンの頭を持ち、ドラゴンの翼と尻尾が蛇)、サイクロプス(単眼の巨人)、ミノタウロス(雄牛のような門番)、マカイ(胴体が二つあり4本の腕を持つ)などは、さながら自然災害のようなものだとも考えていい。マカイは火山弾そのものみたいだし、キメラは隕石みたいだ。そんな怪物を戦うことができるのは、特別な力がないと無理なのだ。

漁師として生計を立てているペルセウスは、一人息子のヘレイオスがいる。神々の戦いから10年が経過して、もう半分神の血を引いていることを忘れかけていた。そこへ、ゼウスがやってきて冥界の王ハデスが復活しそうだと告げる。もう戦いは真っ平だと考えていたペルセウスはゼウスに助けの手を差し出さない。でも空から隕石みたいにキメラが落ちてくる。その怪物をペルセウスが倒したことで、もうあとに引けなくなる。アンドロメダ女王が戦いの最前線にいるので、そこに駆けつける。

ペルセウスとポセイドンの子供アゲノール(トビー・ケベル)とアンドロメダは、ヘパイストスの案内で冥界に下りていく。地下迷宮のような感じで、岩がすごいスピードで動く。これは3Dで見ればすごい迫力だろう。ペガサスに乗ってペルセウスが飛んでいくシーンも、3Dで見たい。クロノスが出現してマグマのようなものが手のように動くシーンもすごいと思う。映像の力だけでこれくらい魅せてくれると、体験した気分になった。



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