踊る大捜査線THE FINAL 新たなる希望

本物の警察官のお世話になったその日、映画の警察物語「踊る大捜査線THE FINAL 新たなる希望」を見た。本物の警察の方々は映画みたいに派手ではなく、ずっと地道な仕事だと思う。映画は警察署を舞台にしながら、日本社会の縮図を表現してきた。だから15年間も愛されてきたのだろう。権力の座を守ることに専念するトップ、組織を優先していざとなれば首を代える役目、組織の改革を目指そうとする熱血漢、上司の言いなりの中間管理職、部下のことを考えて暴走気味のはみ出しものなど、どこの会社にもいる人材だ。

青島刑事は部下のことを考えて暴走気味のはみ出しものだろう。冒頭、織田裕二と深津絵里が総菜屋の夫婦で出てくる。違う映画になってしまったのか思ってしまうほど、夫婦役が似合っている。何週間惣菜屋になったのかわからなかったけど、実家に帰ってきた手配犯を無事に逮捕する。また、事件が起きてから捜査本部が湾岸署にできるので飲み物を発注する。お茶などが届くはずだったのに、ビールが一山届いてしまう。それを青島たちは、本店や上司にばれないように隠す。この導入部が、本編のお話のあらすじと全く同じだ。脚本の出来が、シリーズで一番いいかもしれない。

以下後日。

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