バイオハザードⅤ:リトリビューション

「バイオハザード」シリーズすべての脚本・製作に関わり、1作と4作で監督したポール・W・S・アンダーソンが同じように製作・脚本・監督をしたシリーズ第5弾だ。ミラ・ジョヴォヴィッチ、1作目のミシェル・ロドリゲス、2作目のシェンナ・ギロリーら過去作品の人気キャラが総登場している。物語はいままでの4作を振り返るような構成になっていて、新しい展開もある。東京、モスクワ、ニューヨークなどの舞台となった都市が一つのデンジョンになっていて、3Dでゲームをしている体験ができた。なんだか懐かしい気持ちになれて10年の間アクションを続けたミラの偉大さがわかる。短い上映時間も好感を持てる。

貨物船アルカディアの上にいるアリスは、ジル・バレンタイン(シエンナ・ギロリー)が率いる特殊部隊に襲撃される。アリスは反撃するけど、海に落ちる。次に、アリスは六角形の部屋で目覚める。今までの4作で登場してきたキャラクターが、敵味方に別れて近づいてくる。コンピューターが敵であり、アンブレラ社のトップだったウェスカー(ショーン・ロバーツ)は映像でしか出てこない。ジルの胸には彼女をコントロールするブローチがついているので、それを取り外せばいいことがわかる。

ロシアの港だった場所は厚い氷に閉ざされて、廃墟になっている。その地下には、アンブレラ社の巨大な施設があった。貨物船から落ちたアリスは例によって、一人だけ救出されて六角形の部屋で寝かされている。カルロス・オリヴェラ(オデッド・フェール)らがヘリで降りて、氷の上に立つ。そして、地下のアリスの救出に向かう。アリスは娘といっしょに彼らと合流しようと三つのダンジョンをクリアしていく。

記憶があいまいなので、登場人物の顔は覚えている。でも、どういうキャラクターだったか忘れてしまった。3Dの迫力はものすごくて、斧やナイフが観客に向かってくる。自分で「バイオハザード」のゲームをしている気分になる。もっというと、アリス自身になりきってみると、この映画は大変に楽しい。

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