見付の裸祭りとは?

今年の裸祭りは、9月15日の夜9時から行われる。磐田市在住のわては、子供の頃からお馴染みのお祭りなので由来とか気にしていなかった。それでは、他の町の人に説明できないので少し調べてみた。

見付天神裸祭のHP静岡県神社庁のHPを参考にして、調べてみた。我々が天神様と呼んでいるのは、正式には矢奈比賣(やなひめ)神社という。そして、お神輿が渡る神社を淡海国玉(オウミクニタマ)神社という。

奈良時代に磐田市役所の北側に国分寺があったのは、お馴染みだ。その国分寺は、遠江国のお役所だった。その頃の神社が、淡海国玉神社というわけだ。

それで矢奈比賣神社にお祭りされている神様は、矢奈比賣命(やなひめのみこと)、菅原道真公(すがわらみちざねこう)、霊犬悉平太郎(れいけんしっぺいたろう)なのだ。さて、それでこのお祭りの起源ということに関心が行く。

正暦四(993)八月十一日、菅原道真死後90年にして名誉回復がされる。贈正一位左大臣、同年贈太政大臣という称号を正式に任命されて、完全に汚名が晴らされる。でも、その90年の間京都では、疫病や雷や雨、風などの災難が降りかかる。そこで、道真は天神様と称されるようになる。大宰府に左遷されて失意のうちに亡くなったが、学問や雷神風神として神聖な存在になったのだ。

道真の名誉回復を祝ってお祭りが行われたのが、裸祭りの起源とされるのが一般的だ。でも、鎌倉時代の悉平太郎伝説やその後の江戸時代の現在の方法に確立された説もある。道真が完成させた続日本記(ぞくにほんぎ)に矢奈比賣命が、この地の役人だったことが記されている。

ということは、続日本記が扱っている文武天皇(697)から桓武天皇の時代の791年までの奈良時代の記述に、関係があるのだ。とにかく、その時代からの出来事に発祥をした裸祭りは、重要無形民族文化財にふさわしいと思う。なお、この記事は、Wikipediaを参照にしました。ゴロゴロ。



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