パディントン2

紳士的なクマ「パディントン」が繰り広げるドタバタ騒動を描いた第二弾の作品だ。このクマさんは可愛くてユーモアのセンスもあり、見ていて楽しい。コメディであり、大人でも楽しめる内容になっている。英国流のユーモアが散りばめられているので、それを味わいながら鑑賞したい。シェークスピアの知識があると余計に面白い。

ペルーの山奥からイギリスにやってきたパディントンというクマは、ブラウン家の人々と暮らしている。すっかり街に溶け込んで人間みたいに暮らしている。ある日古道具屋のおじさんの手伝いをしていたら、貴重な飛び出す絵本を見せてもらう。ロンドンの街の様子がわかる絵本だった。パディントンは故郷に残してきておばさんにその絵本を見せたいと考えて、アルバイトを始める。

遊園地がやってきてブラウン家とパディントンは遊びに行く。すると、近所に住む落ち目の俳優ブキャナン(ヒュー・グラント)がその絵本のことを聞いて目の色を変える。ブキャナンはその絵本を盗みに入り、パディントンに追いかけられる。でも、変装の名人であるブキャナンは姿を変えて逃亡し、パディントンが犯人として捕まる。そして、有罪になって刑務所に入れられる。

純粋無垢なパディントンは、強面の刑務所の仲間にも怖がることなく接して食事係の信頼を勝ち得る。そして、見事に助手になり刑務所の食事を改善する。他の囚人たちとも仲良くなり、パディントンは無実だと信じられる。そして、仲間たちと脱獄して真犯人を捕まえに奮闘する。

ヒュー・グラントが演じる犯人が自分の芝居に陶酔する様子が愉快である。列車でのアクションはなかなかのものだった。心配しなくても大円団の終わり方なので、大丈夫だ。実に楽しい映画だった。星3個。

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