15時17分、パリ行き

クリント・イーストウッド監督が2015年にフランスの高速鉄道で実際に起きたテロ事件をモデルに、その事件に遭遇した本人たちをキャストにして作った映画だ。事件の犯人に立ち向かった若者3名をはじめ、その他の同じ列車に遭遇した人たちを参加させて作ったドキュメンタリーのよう映画になっている。

映画の冒頭はアムステルダムを15時17分に出発する高速鉄道にお客さんが乗り込むところから始まる。その中で犯人は正体不明の人物になっている。その犯人に立ち向かった青年たちの少年時代から生い立ちを描くのが秀一だ。小学生のときに教室でおとなしく座っていることができないので、親がすぐに学校に呼ばれてしまう。親たちは学校の身勝手な解釈に反発して、転校させる。

3人の青年は幼馴染であった。一旦別れるけど青年になっても、交流が続いていて高校卒業のときに何になるか相談する。白人のスペンサーは体重が増えてしまったので一生懸命運動して肉体改造する。アレクはスペンサーと同じ中学を卒業して軍隊に入る。転校した黒人のアンソニーも軍隊志望だ。軍隊で訓練されるのだけど、そこで教え込まれるフレーズが事件の時の行動に直結している。子供時代のエピソードもいっぱい関係しているのがすごい。

訓練シーンで教官から言われた言葉が、テロ事件に遭遇したときの行動の基本になっている。さらに、訓練で上達したことも活かされる。まさに、天が与えた役割を果たして人々のためになることを実践してしまう。フランス大統領からは勲章をもらうし、アメリカに帰っては故郷の街で凱旋パレードをする。

小学生のときに散々言われた子供たちが大きくなって、立派に世の中のためになってそれぞれの特徴を活かしている。特急列車の中でカラシニコフを構えた犯人に突進するシーンがあるけど、あれは弾が出ないとわかっていて体当たりしているのだと思う。怪我人の手当も訓練したことが役にたっている。世の中でこんなに勇敢である意味幸運な青年たちはいないのではないか。誰も死ぬことなく解決できたのは奇跡的だ。星4個。

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