トゥームレイダーファースト・ミッション

アンジェリーナ・ジョリー主演でヒットしたシリーズを、アリシア・ヴィカンダーを主演に向かえて再映画化した作品だ。2013年にスクエア・エニックスから発売されたゲームの映画化らしい。シリーズ作品の宿命として今までに描かれていなかった所を見つけて、物語を作る手法が使われている。その狙いは見事にあたっているし、それなりの成果もあった。新しいヒロインがたくましくなっていく様子がわかって、面白かった。

ララ・クロフト(アリシア・ヴィカンダー)はバイク便(自転車)で学費を稼いでいる学生のようだ。最初は学生ではないと思ったけど、公式サイトには女子学生と書いてあった。遊びでペンキの缶に穴をあけて、追いかけっこをして逃げ切れたら賞金をもらえるゲームをする。それには失敗してパトカーにぶつかり、クロフト社の重役アナ・ミラー(クリスティン・スコット・トーマス)に身元引受人になってもらい警察署から出してもらう。実はそのエピソードが後の冒険の前振りになっている。

父が失踪して7年が経過して、相続の書類にサインを求められたララは少しためらう。誰も住んでいない自宅に戻り、父のビデオメッセージを見つけたララは父の跡を追って香港に飛ぶ。日本の古代の王ヒミコの墓がなんで香港から出港した漁船で見つけるのは、多分台湾の東方の当たりだろうか。ヒミコが死をもたらす存在になったので、絶海の孤島に生き埋めにされたのだという。それを世界的秘密組織トリニティが狙っているのだという。だから、父はそれを阻止しようとしたのだ。ララも父の手がかりを追って島に上陸する。

でも、すぐにトリニティの一味だと思われるやつらに捕まり、墓探しに駆り出される。その最中に逃げ出すと、川に転落して海まで流されてしまう。そこで謎の人物に助けられて、命拾いする。その人物がララの父だったからびっくりだ。ララと父は反撃に打って出る。捕まっていた人々を助け出し、うまく行きそうになった。でも、島から抜け出すには一味が持っている通信装置が必要だ。父娘は逆に捕まってしまい、墓の謎解き役を強制される。

ここからが面白いのだ。謎解きも面白いし、逃げ方もハラハラドキドキの連続だった。ララだけがロンドンに戻ることができて、とりあえずトリニティの陰謀は成就しない。でも、終わり方が続編ありありの形だった。ララが相続した会社の多さにびっくりしている。その中に、絶海の孤島で見た荷物入れのロゴと同じ名前を見つける。ララは経営は性に合わないから任せるとというけど、それが問題なのかもしれない。

アリシアがアンジーみたいにボン・キュ・ボンでなかったので、星3個。不純な評価ですいません。ゴロゴロ。

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