そんな彼なら捨てちゃえば?

男子禁制の女の子の本音爆裂ムービーと宣伝されていたけど、男が見てもいいではないか。というわけで、見てきた。TVドラマ「SEX AND THE CITY」に関わったグレッグ・ベーレントとリズ・タシーロの原作で、なんとドリュー・バリモア製作総指揮、ケン・クワビス監督という布陣で作られた恋愛コメディ映画だ。

女性の本音がほんとうにこうなのか、男の側から見ると不思議な感じがする。女性から見ても、この映画に登場する男性の行動は非常に参考になるだろう。題名が「捨てちゃえば?」となっているが、しっかりとハッピーエンドになっているので楽しく見ることができる。

「電話が来ないー忙しいのよ」、「結婚しないー愛があれば関係ないわ」、「浮気をしているー正直に打ち明けてくれたの」、「酔った時だけ電話してくる」、「平日しか逢えない」、「友人や家族に紹介しない」などなどの女性に不利な状況を、チャップター方式(章形式)にして描いている。非常にわかりやすい脚本で、9人の若い男女の登場人物をうまく整理している。

同じ会社に勤めて、私生活も相談しあうジジ(ジニファー・グッドウィン)、ベス(ジェニファー・アニストン)、ジャニーン(ジェニファー・コネリー)を中心に物語が展開する。ジジは思い込みが激しく、恋愛は失敗が続いているが非常に前向きだ。ベスは同棲7年目の恋人ニール(ベン・アフレック)がいるが、なかなか結婚してくれないのでイライラしている。また、ジャニーンはベン(ブラッドレイ・クーパー)と幸せな結婚をして、新居の完成に入れ込んでいた。

ジジは知り合う男性がいるのだが、いつも電話が来るのを待ち続けていた。不動産屋のコナー(ケヴィン・コナリー)と知り合うが、電話が例によって来ない。そこで、バーの経営者でアレックス(ジャスティン・ロング)に相談すると、全然興味がないだけだと断言されてしまう。

その話を聞いたベスは、7年間も同棲して結婚しないニールを問い詰める。そして、あれこれと言い訳をするニールに別れを告げてしまう。また、新居の完成まじかのジャニーンは、ベンが家の仕様に興味がないことやタバコを隠れて吸っていることを知り怒ってしまう。ベンはスーパーで偶然知り合った歌手志望のアンナ(スカーレット・ヨハンソン)と深い中になり、徐々に夫婦の溝が出てくる。

どの登場人物も魅力的なのだが、わてが好きなのはどんなに振られてもめげないジジだ。非常に前向きな女性で、マイナス思考という言葉を知らないみたいだ。ほかには、スカーレット・ヨハンソンの体当たりの演技はすごかった。別の言い方をすると、色っぽいと思った。眉毛が太いジェニファー・コネリーはデミ・ムーアと似ていると思うのは、わてだけだろうか。ゴロゴロ。



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