X-MEN:ファースト・ジェネレーション

金曜日の前夜祭上映で見た。記事を書くのが遅くなった。プロフェッサーXと人類に敵対するマグニートーの子供時代から青年期までの歩んだ道を丁寧に描いていておもしろい。キューバ危機をからめたミュータント同士が戦うシーンは迫力満点だ。ショウ率いるヘルファイヤークラブとそれを阻止しようとする二人のミュータント率いる集団の戦いが、色々な能力が見られていい。それぞれの能力をしっかりと描写してくれるので、今までのシリーズを見てきたものにとってはうれしい。異なる特徴を持った者を排斥しようとする人類の考え方が今も全く変わっていないのが、考えさせられた。

チャールズ・エグゼピア(ジェームズ・マカヴォイ)は、裕福な家庭に生まれて何不自由ない生活を送っていた。テレパシーで意志疎通ができる能力を持つチャールズは、子供時代にミスティーク(ジェニファー・ローレンス)に出会い妹として暮らすことになる。チャールズはイギリスの大学に進学して、論文を発表して有名になる。一方マグニートと呼ばれることになるエリック・レーンシャー(マイケル・ファスベンダー)はユダヤ人として収容所で、ナチスの科学者に金属を操る能力を見出される。まだ少年だったエリックはコインを動かしてみろと言われるができない。母をピストルで殺されて、驚くべき能力を見せ付ける。

CIAのエージェントであるモイラ(ローズ・バーン)は特殊能力の研究者であるチャールズをスカウトして、人類のために使って欲しいと言う。エリックはナチスの残党狩りをしていたが、チャールズという同じような能力を持つものの出現に希望を見出す。ずっと孤独だったエリックにはうれしいことだったろう。差し当たっての仕事は、米国内にあるソ連の外交官の屋敷に忍び込むことだ。そこで、チャールズとエリックは大活躍するが、セバスチャン・ショウ(ケヴィン・ベーコン)たちが影で操っていることを知る。

能力者の研究所には、ハンク・マッコイ:ビースト(ニコラス・ホルト)がいた。超音速で飛行する飛行機を開発したハンクは、科学者として優れていた。チャールズがヘッドギアをつけて、各所にいるミュータントを探すことになる。口から高振動波を出すバンシー(ケイレプ・ランドリー・ジョーンズ)、赤い破壊光線を出すハヴォック(ルーカス・テイル)、背中に羽を隠しているエンジェル(ゾーイ・クラヴィッツ)らが見つかる。新しく見つかったミュータントは、訓練が必要だった。

一方セバスチャン・ショウは、運動エネルギーを受け止めて吸収蓄積して相手に跳ね返すことができた。ショウが率いるヘルファイヤークラブには、テレパシー能力と身体をダイやモンドに変化させるエマ・フロスト(ジャニュアリー・ジョーンズ)、赤鬼みたいな外観で瞬間移動ができるアザゼル(ジェイソン・フレミング)、旋風を起こすことができるリップタイド(アレックス・ゴンサレス)らがいた。

潜水艦でキューバに接近してソ連艦隊とソ連のクレムリンにいる首脳部を影で操るショウを、チャールズとエリックたちが阻止しようと向かう。エリックは潜水艦を海中から空中へ引きずり出してしまう。すごい力技だ。ショウの驚異を排除したあと、米ソの首脳部はミュータントを排除しようとする。なんという勝手な考えだろう。エリックがマグニートーになった瞬間だ。誰と誰が、どっちのチームに所属しているか頭がこんがらがってわからなくなった。これは、何回も見ても楽しめる。



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