アンダーワールド 覚醒

ケイト・ベッキンセイル主演のヴァンパイアとライカンの戦いを描いた「アンダーワールド」シリーズ第4弾だ。ケイトの夫レン・ワイズマンが原案・脚本・製作と大活躍だ。ヴァンパイア(吸血鬼)、ライカン(狼族)、人類と三つ巴の戦いになったとき、ケイト演じるセリーンと謎の少女イヴを交えたダークな雰囲気のアクションが繰り広げられる。息つく暇もないほど次々に繰り広げられる戦闘シーンは、パンクな音楽にのって刺激的だ。説明的描写がほとんどないけど、それまでの成り行きが理解できる。見終わったあとに感じる爽快感が、こういう映画の目的は達成されている。

ヴァンパイア族の処刑人セリーン(ケイト・ベッキンセイル)は、ライカン族の男性と結ばれたが人間に襲撃されて冷凍保存されてしまう。アンディジェン社というバイオ企業で12年間冷凍されていて、外界の映像が脳内に入ってきて目覚める。その映像は、血のつながった家族のものだと考えられるけど詳細は不明だ。監禁されていたビルを脱出したセリーンは、ライカンや武装した人間の襲撃を受ける。でも、銃弾を受けても倒れないセリーンは、驚異的な身体能力で敵を倒していく。

ライカンの襲撃を受けている最中、セリーンはいままでにない能力を持ったイヴ(インディア・アイズリー)を見つける。ヴァンパイとライカンの混血種だとすぐに直感したセリーンは、イヴが自分の子供だと薄々理解する。ヴァンパイアの長老トーマスの息子デビッド(デオ・ジェームズ)に助けられて、セリーンとイヴは逃げる。

ヴァンパイア族は、山奥に隠れて暮らしていた。セリーンが自分を裏切ったヴァンパイアを処刑したのと、ライカンや人間たちに追い詰められていたのだ。セリーンは武器を持って戦うように鼓舞するが、デビッドたちしか戦いに加わらない。イヴは人間にさらわれてしまう。セリーンは、イヴを救い出すために人間の刑事セバスチャン(マイケル・イーリー)に助けを求める。

アンディジェン社は、イヴの血液からDNAを抽出してライカン族を強化する薬を開発していた。なんと、アンディジェン社の幹部はライカン族だったのだ。アンディジェン社に捕まったイヴは、手術台に乗せられてメスを入れられる間際に追い込められる。セリーンは、強大化したライカンが潜んでいるビルに突入していく。それにしても、アクションの切れ味がすばらしい。わては2Dで見たけど、3Dならもっと迫力があったと思う。



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この記事へのコメント
こんばんは♪
3Dでしたが迫力は2Dと大差ないと思います。動きが速いものは不向きだと思います。
Posted by yukarin at 2012年02月24日 23:38
こんばんは。そうでしたか。
動きが速いのが売りの映画ですから。
役に立つ情報をありがとうございます。
Posted by とらちゃん at 2012年02月25日 06:14
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    コメント(2)