アフラックのホワイトスワンの反撃が始まった、3月決算に向けて

アメリカンファミリー(アフラック)のコマーシャルをご存知だろうか。本田翼とブラックスワン役の有吉弘行が絶妙のやりとりを見せている人気のやつだ。これが実によくできている。

病気になってからどうするか考えればいい。丈夫そうだから大丈夫だ。もっと豪快な男になれ。会社に行きたくないならやめてしまえ。ジョギングも続けられなければやめればいい。まさに人間の弱さにつけこんだささやきなのだ。

さて、アメリカンファミリーはアメリカの保険会社だ。日本のアメリカンファミリーは子会社だけど、決算は別になっている。連結ではいっしょになるのか知らない。

とらの介のところに、アフラックの代理店ではなくて日本本社から電話がかかってきた。

アフラックのホワイトスワンの反撃が始まった、3月決算に向けて
「とらの介様のがん保険は入院した場合だけしか保証されないタイプなので、ご提案があります。お手紙で資料をお送りさせていただいてもよろしいですか。」と聞いてきた。しかも、「電話に出られるのは平日がいいですか、休日がいいですか」と念を押してくる。さらに、時間帯まで確認してきた。

相当相手側も本気になっている。なぜそんなに必死になるのか、調べてみた。

アフラックのHPの上のメニューから「アフラックについて」をクリックする。「業績のお知らせ」から「決算情報」に進む。すると、日本本社と持ち株会社の決算がのっている。アメリカにある持株会社の第4四半期の配当は増やすと書いてある。でも、日本本社の平成25年度上半期の新規契約数は昨年よりも増加率が鈍っている。経常収益は18.1%減収になっているが、経常利益は資産運用の効果もあって増えている。

問題は保険料収入の減少が続いているという点なのだと思う。まあ、だからどうなるということではない。保険料支払い能力を示すソルベンシー・マージン比率は増加している。



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