パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト

2006年7月24日 14時55分
2003年に公開された「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」の続編だ。もう、同じスタッフで第三弾まで製作されているらしく本作は、その中間のお話という位置づけだ。ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイらの主要な出演者と監督や製作者も、同じメンバーだ。アクションシーンがてんこ盛りで、娯楽大作の王道を行く作り方をしている。ディズニー配給なので、子供から大人まで安心して見られる内容になっている。時代的な背景は、ジャマイカのポート・ロイヤルを基地としてイギリスの海賊船が活躍しているころだ。この作品では、東インド会社が出来て権力を持ってくる1600年以降だと考察される。わては満員の映画館の隅の席で見たが、大満足して映画館を出ることができた。今作も、エンディングロールが全部終わるまで席を立ってはいけない。

ジャマイカのイギリスの海賊船の基地ポート・ロイヤルで、ウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)とエリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)は結婚式を挙げようとしていた。ところが、東インド会社のベケット卿(トム・ホランダー)によって、海賊船の船長ジャック・スパロー(ジョニー・デップ)を逃亡させた罪で投獄されてしまう。ベケット卿は、ウィルを解放してジャック・スパローを捕らえて彼の持っているコンパスを奪ってくるように命令する。それが、エリザベスを解放する条件にされてしまう。ところが、エリザベスも脱獄して、髪の毛を短く切って男たちが集まっている海賊船に乗り込む。

ブラックパール号の船長になったジャック・スパローは、幽霊船フライング・ダッチマン号のタコに魂を売ったデイディ・ジョーンズ船長(ビル・ナイ)と悪魔の契約を結んでいた。それは、13年間のブラックパール号の自由と引き換えに彼の手下にならないというものだった。ジャックは、その契約をなんとか無効にするために、デイディ・ジョーンズの心臓の入った宝箱とそれを開ける鍵を探していた。とにかく、ジョーンズの心臓さえ手に入れてしまえば、世界の海の支配者になれるというわけだ。

ジャックとウィルとエリザベスは、合流して宝箱を見つけようとある島にたどり着く。そこで、宝箱を発見して中に入っていた心臓を砂のビンに隠すが、物語は簡単に終わらない。原住民に食べられそうになったり、水車の上でチャンバラをしたりと次々と騒動が発生する。また、デイディ・ジョーンズの守り神のオオダコが船を襲撃して海に飲み込んでしまう。このオオダコが、ILMの最新技術で映像化されものすごい迫力を見せる。

また、エリザベスはジャックに正しいことを行うように諭しているうちに、ジャックから好意を持たれる。三角関係の成立だ。エリザベスはジャックをたぶらかして、ブラックパール号と共にオオダコの口の中に身を投じて他のメンバーを助ける。でも、肝心の心臓は横取りされてベケット卿のところに渡る。そして、エリザベスとウィルと他のメンバーは、ジャック・スパロー救出のための旅に出る決心をするのだった。


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