るろうに剣心 京都大火編

人気コミック「るろうに剣心」の実写映画化の続編にして完結編で、前後編に別けて公開する前編だ。「京都大火編」と「伝説の最期編」(9月公開)に別れている。前編は登場人物の紹介とアクションの凄さを味あうという趣になっている。明治政府を転覆させようとする藤原竜也演じる志々雄真実と、佐藤健演じる緋村剣心がまだ直接対決しないけどスピードが尋常ではない。2時間を超える上映時間が全然長く感じない。

幕末の戊辰戦争戦後に「人斬り抜刀斎」として恐れられた緋村剣心(佐藤健)は、道場主の神谷薫(武井咲)と少年明神弥彦(大八木凱斗)といっしょにのんびりと暮らしている。怪力の相楽左之助(青木崇高)や医者の高荷恵(蒼井優)が前作から登場している。元新撰組で警官の斎藤一(江口洋介)も、出ている。京都で志々雄真実(藤原竜也)が首謀者になって、明治政府の転覆を企てる。その理由が倒幕派の人斬りとして働いていたのに、秘密保持のために始末されそうになったからだ。全身に刀を刺され、火をつけられて全身大やけどをおおいながら命を永らえたのだ。

大久保利通(宮沢和史)の説得で、京都に向かうことを承諾した剣心は一人で旅立つ。でも、あとから左之助や薫たちも追いかけていく。先に出た剣心は、潮田宗次郎(神木隆之介)や大勢の襲撃を受ける。また、巻町操(土屋太鳳)に刀を奪われたりする。操とはその後旅を共にするようになり、京都の育ての親で「葵屋」の主人柏崎念至(田中泯)のところに連れて行く。

柏崎は幕府側の元御庭番として働いていたけど、幕府崩壊とともに職を失う。そして、現在は料亭旅館の主になっていた。元御庭番で四乃森蒼紫(伊勢谷友介)が一癖ある設定になっている。ほかにも、志々雄の部下で十本刀と呼ばれる10人の配下がいる。それをすべて把握するのは、なかなか難しい。

京都に火をつけて全焼されるのが志々雄たちの当初の計画だと、一同は警戒する。そこでも攻防もなかなかの見ものである。ところが、映画は後編があるので終わらない。京都を灰にしても首都は東京に移っているので、打撃は少ないのだ。主人公たちが死んでしまっては物語が終わってしまうので、心配はいらない。エンディングで出てくる男性有名歌手が、後編で活躍するなら楽しみだ。

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この記事へのコメント
こんにちは!
こちらのblogに訪問して下さり、ありがとうございます。
いつもTBしっぱなしですみません!
そう、この作品は、前作からのファンで、今回プレミア試写会が当選するという幸運に恵まれたので、ホント、楽しかったです。
次回作も本当に本当に楽しみにしています。
例の男性有名歌手、きっと活躍すると思います。
Posted by ここなつ at 2014年08月13日 16:31
ここなつさん、こちらこそTBだけですませております。
でも、文章はしっかりと読んでいます。
舞台挨拶を聞くのは本当に楽しいことです。
メジャー映画では経験がないですけど、地方が舞台の映画では舞台挨拶に出くわしてます。
例の男性有名歌手がどういう活躍をするのか、楽しみです。
Posted by とらちゃんとらちゃん at 2014年08月14日 16:29
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