バイオハザード:ザ・ファイナル

ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の大ヒットシリーズの6作目で最終編となる作品だ。カプコンのゲームから始まった映画でハリウッドのヒット作になった。今までに強敵のアンデッドとの対決が見ものだったけど、アンブレラ社の本拠に乗り込んでの最終決着をつける内容だ。アイザック博士とサングラスのウェスカーとの最終対決が繰り広げられる。アリスの本来の正体が明らかになり、いよいよこのシリーズも終わってしまうのかと寂しい気持ちがわいてきた。

前作で一人生き残ったアリスは、アメリカに上陸している。人工知能レッドクイーンがアリスに接触してきて、48時間後には人類が滅亡すると言われる。アンブレラ社の本拠地ラクーン・シティの地下にあるハイブという施設に侵入して、Tウィルスを無毒化する血清を奪うしかないと告げられる。BMWS1000XRを奪ったアリスは、戦車の追撃をかわして突進する。

途中で立ち寄った都市で、高層ビルに陣取った少数の仲間と合流する。クレア・レッドフィールド(アリ・ラター)やコバルト(ローラ)たちと合流して、アイザック博士(イアン・グレン)が連れてくるアンデッドを迎え撃つ。ごっつい装甲車には、アンデッドは追いつけない。でも、無数の波のように押し寄せるので圧力を感じる。ガソリンで燃やしてしまう戦法を取るけど、食い止めきれない。残念ながら、ローラは退場になった。

クレアとアリスたちはなんとか地下の研究施設ハイブに侵入する。でも、仲間に内通者がおり出て来る罠もなかなか手強い。戦車に乗っているアイザック博士と、サングラスをかけているアルバート・ウェスカー(ショーン・ロバーツ)がなかなか手ごわい。なんといっても、アリスの攻撃を予測できるだけでなく、銃弾も避けることができる。アリス以上の能力を持っているようにも思うけど、いかんせん一人よがりで協力するものがいない。

アリスは人間なら絶対に助けようとする優しさがあるので、それが強さになっているのだろう。アリスの記憶が途切れていることや本来の姿も明らかになってくる。でも、Tウィルスを無毒化することができてどこかに人間は存在していると信じたいものだ。Tウィルスを無毒化する研究が完成したのなら、アイザックもウェスカーも存在できなくなるということだろう。権力を握ったやつらの哀れな最後だと思った。まだ続編が出来そうな終わり方だったけど、もう潮時かな。星4個。

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TVシリーズでの続編があるかどうか、IMDBに書いてあるのは本当でしょうか。
A TV series is supposedly in the works following the release of this final installment to the Resident Evil film franchise.


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